死人も生き返る?鬼門十三針は実在するのか・中国ショートドラマは今日も忙しい。

鬼門十三針は本当にあるの?

中国ショートドラマでは
神医がどんな病気も針で治してしまうという
描写がよく出てきますよね?

その中でも特に多いなぁと思うのが
鬼門十三針

こんなに色々なドラマで出てくるって事は
実在するのかな?

それとも日本の「北斗の拳」に出てくる
北斗神拳みたいに
漫画とかドラマで有名な
フィクションの技なのか?

考えれば考えるほど気になる~

と、言うわけで調べてみたよ。

実在する名前は「十三鬼穴」

実は全然作り話と言うわけではなかった。
「十三鬼穴(じゅうさんきけつ)」
と言う13個のツボを使う
鍼灸の方法が元になっていたらしい。

鬼穴ってツボの名前なんだって。
すでに中二病くさい名前で素敵✨

もちろん死にかけの人が
生き返るような必殺技ではなく
針を使った普通の治療法。

唐の時代の有名な伝説の医師
孫思邈(そんしばく)がまとめたとされる
歴史ある治療法なんだとか。

名前の覚え方としては
悟空をしばく」と覚えれば
簡単かと(笑)
いや、覚えなくてもテストには出ません。

※関西人なので「しばく」と目にしたら
これが頭に浮かんでしまいました。
すまん。

古代の中国では、精神病やパニックなどの病気は
「悪鬼(幽霊や妖怪)が体に乗り移ったせいだ」
と本気で信じられていたんだとか。

ならば体の中の
「鬼が潜む13箇所のツボ(鬼穴)」
に針をぶっ刺して鬼を退治しよう!
となったのが始まり…

―――ってマジかー。

小説みたい。
ファンタジーの世界やん?

さすが中国5000年の歴史は伊達じゃないぜ!

ツボの名前がゲームの必殺技みたいで面白い

十三鬼穴の名の通り
鬼の字がついている13のツボに針を刺す

針で鬼退治ってことなのかな?
そう言えば日本のおとぎ話では
一寸法師が鬼と針の剣で戦ったっけ

針は強いんだな。

以下に一覧を載せておくので
興味ある方は見てね。

番号 十三鬼穴の名前 一般的なツボの名前 場所(簡単に)
鬼宮(ききゅう) 人中(じんちゅう) 鼻と上唇の間
鬼信(きしん) 少商(しょうしょう) 親指の爪の外側
鬼壘(きるい) 隠白(いんぱく) 足の親指の爪の内側
鬼心(きしん) 大陵(だいりょう) 手首の手のひら側
鬼路(きろ) 申脈(しんみゃく) 外くるぶしの下あたり
鬼枕(きちん) 風府(ふうふ) 後頭部、首の上あたり
鬼床(きしょう) 頬車(きょうしゃ) あごの角の少し上
鬼市(きし) 承漿(しょうしょう) 下唇のすぐ下
鬼窟(きくつ) 労宮(ろうきゅう) 手のひらの中央あたり
鬼堂(きどう) 上星(じょうせい) 額の中央、髪の生え際より少し上
鬼蔵(きぞう) 会陰(えいん)など 体の下腹部にあるツボ
※古典では男女で記載が異なる
鬼臣(きしん) 曲池(きょくち) 肘を曲げたときのシワの外側
鬼封(きほう) 海泉(かいせん) 舌の裏側の中央付近

13番目の「鬼封」なんて
鬼を封じるだよ?すごくない?

必殺技にしか見えない(笑)

「昔は病は鬼のせい」だから
13のツボの一番最後を刺すことで
とどめを刺して
鬼を封じるって考えだったのかな。

なかなか興味深いねぇ。

それにしても
「鬼封」のツボが舌の裏って…
そんなところに針を打つって…

考えただけで
ひえええええってなるわ。

体の中にいる悪鬼(病気)も
こんな所に針を刺されたら
そりゃあ逃げ出すよね?

私なら刺される前に逃げるわ

ちなみにこの鬼穴(ツボ)一覧は
ざっくり調べたものなので
詳しい事を知りたい人は自分で調べてみてね。

どうして鬼門十三針って名前になったのか?

モデルになった十三鬼穴って名前
そのまま使っても問題なさそうだけど
どうして鬼門十三針って名前にしたのかな?

これはあくまで私の想像だけど
そのままの名前を使うと
フィクションと現実を混同する人が
出てくるからじゃないかなって思った。

「書物に残されている名前と同じだ
なら、本当に死人も生き返るはず」

なんてね。

「そんなやつおらんやろ」と思うことなかれ

いてるから

絶対何人か信じる人いるから

ならば少しの設定を残したまま
さらにかっこいい名前に変えて
ドラマや小説で使おうってなったんじゃないかな?

「十三鬼穴」
「鬼門十三針」


後者のほうが必殺技っぽくてかっこいいよね?(笑)

誰が考えたか知らんけどセンスありすぎ!
グッジョブやで👍

フィクションかと思っていた
必殺技に元ネタがあると分かってスッキリ

歴史的背景がわかると
更に深く中国ショートドラマが楽しめるね。

次回はドラマ面白ネタに戻りますよん。
お楽しみに~♡

💡今日の中国豆知識

「十三鬼穴」を深掘りしたいあなたへの豆知識

この記事を書くために「十三鬼穴」を調べてたら
「鬼穴歌」なんてものまであるとか。

十三鬼穴を覚えるための歌らしいよ。

京都の通り名を覚えるわらべ歌の
「丸竹夷二押御池(まるたけえびすにおしおいけ)~♪」
みたいな感じなのかな?

他にも色々書いてあって面白かったので、
興味のある方は見てみてね~
→ BaiduWiki「十三鬼穴」

※さらに詳しくツボの歴史や効能を知りたい方は、
Googleで「十三鬼穴 鍼灸」と打ち込んで検索してみて。
専門的な解説サイトがたくさんヒットして面白いですよ!

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