
神医ってなんだ?
今日は、前回の記事で少し触れた神医について語ろう。
普通に説明すると
「神業のような力で病気を治す医師」
簡単に言えば
すごい優秀なお医者さんの事よね?
でも中国ショートドラマの世界では違うのです。
「どんな病気も脈を診るだけで見抜き、
死にかけの人も自作の丸薬や
針を刺すだけであっという間に治してしまう
神様のような力を持った医師」
これが中国ショートドラマ界の神医なのです!
いやもう神様そのものですやん(笑)
基本的には主人公が神医であるという前提で
これからの話を進めて行きますのでよろしく。
脈を診るだけで何でもお見通し
通常は神医であるということは、
隠した状態で話は進んでいきます。
命が危険だという患者を見舞って
脈を診る
(婚約者の祖母、祖父のパターンが多い)
「これは、心臓が悪いのではありません。
誰かに毒を盛られたのです」
な、なんだってー‼
脈だけで病気じゃなくて
毒を盛られたのかわかるのか。
すごい、すごいぞ神医‼
なんでも治すぞ鬼門十三針
この場合解毒をするのだが
この時に使うのが針である。
毒ではなく、体が悪い場合も針で治療する。
「おばあさまの経絡が詰まっています」
「心臓が弱っています。」
どんな時でも針で解決だ!
どこに持っていたのか
布にくるくると包まれた針を出してくる。
病室に入ってくるときは
そんなもの持っていなかったような気がするのだが
これはきっと私の気のせいなんだろう。
そうに違いない。
布を広げるとたくさんの針が刺さっている。
それを見て
「何をする気だ‼」と
モブが叫ぶのはお約束。
エリート医師が
「医者でもないものが何をする‼」と
叫ぶパターンもあるなぁ。
まあ、そんな邪魔が入っても
聞こえなーいとばかりに
主人公は淡々と患者に針を刺す。
ぷすぷすぷすぷす
それはそれはたくさん、いろいろな場所に刺す。
「あ、あれは鬼門十三針じゃないのか‼」
医師が叫ぶ(笑)
色んな技(?)の名前があるけど
この名前が一番多いかな?
この間観たのは
「九転回陽鍼」っていう名前だったな。
どれもこれも強そう(笑)
で、針を打ち終わると患者は
いきなりぐったりしたり
一番多いパターンでは「ゲフッ」と
大量に吐血する。
来ました吐血‼
待ってました吐血‼(笑)
「ああ!おばあさまが!お前が殺したんだ!」
さっき「鬼門十三針では!」とか言ってた人も
「ニセ神医め!」とか言い出すし。
で、次の瞬間患者が目覚めたら。
「神医様!」
「なんという奇跡!私にも針を伝授してください!」
「すばらしい!我々ではとても治せなかった」
おいおいおいおい。
あんたら手のひら返しすぎやろ。
恥ずかしくないんか!
と突っ込みながら見ているのは
私だけではないはず。
この手のひら返しは
中国ショートドラマお家芸なので要チェックね。
詳しくは別記事で(笑)
のどに詰まりそうな丸薬
神医は作る薬もすごいのです。
いくらでも払うから神医の薬を手に入れたい
と言う人達がわんさかいるくらいすごいのである。
色々な薬草を煎じて飲ませると言うのはまあ当然として
よく出てくるのは黒くて丸い丸薬。
これは前回の記事でもちょっと説明したよね。
見かけはアーモンドチョコレートみたいで
黒くて丸くて大きくて
とてもとても意識のない病人が
飲み込めそうもない物体。
それを無理矢理口の中にねじ込むなんて
窒息しますやん
もう、とどめ刺してますやんと
言いたくなるような(笑)
ところがである
そんな丸薬を口の中にねじ込まれた人間は
「もうダメです」と医者に匙を投げられていても
あっという間に生き返ってしまうのだ!
アンビリーバボー!と叫ばざるを得ない。
その際、やはり吐血(笑)
この世界では
吐血しないと病気は治らないものらしい。
「ガハッ!」(吐血)
「悪いものが出たのでもう大丈夫」
わかりやすい(笑)
金色のオーラが放たれる
薬で治ったからと言って安心してはいけない。
まだまだ療養が必要だ。
その手助けをする為に神医は患者に触れたり
手をかざしたりして
気の力で患者を癒していく。
目を閉じた状態で手をかざす神医。
するとどうでしょう
神医の手から金色のオーラのようなものが湧き出て
周囲を包み込むではあーりませんか。
こんなん努力して身につく技術ちゃうやん
魔法やん(笑)
こんな奇跡の力を持つ「神医」
そりゃあ誰からも尊敬されるわね。
ところが一部の医師からはあまり信用されていない。
西洋医学にプライドを持っている医師なんかは
「漢方や気なんかで病気を治せるものか。
西洋医学は最強だ」
と、頑なに神医を信じない。
神医の「これを一時間おきに飲ませてください」
とかいう指示をガン無視して
勝手に別の薬を与えて殺しかけてしまう。
「そ、そんな」
とか言いながらうろたえていると
神医が鬼門十三針で治療して持ち直す。
すごいぞ神医
かっこいいぞ、鬼門十三針!
すると感謝するでもなく
「私の治療が効いたんだ。
効き目が遅かっただけだ!」
なんてセリフを言い放つのだ
どの口が言うとんねんと言いたくなる。
そういう性格は針で治らないのかしら。
ああ、治ったらドラマ成り立たないか~
次回は鬼門十三針を掘り下げてみようかな。
もう少し神医ネタ続きますよん。
💡今日の中国豆知識
今日は中国語豆知識
今回は「神医(天才ドクター)」や、
病院にいる普通のお医者さんに関する中国語をご紹介。
- 神医:「神医(shényī)」(シェンイー)
「神」はドラゴンボールでおなじみ「シェンロン」の「シェン」やね。
「医」はそのまま「イー」で分かりやすい♪ - 普通の医者:「医生(yīshēng)」(イーシエン)
「生」は一見したらシェンと同じやんって思いそうだけど「エ」の部分が小さくないのね。
「ェ」じゃなくて「エ」
「シエン」だね。まぎらわしいから気を付けて~。
神医の神技シーンをYouTubeで実際に見てみたい方は、
「中国ショートドラマ 神医」で検索してみてくださいね~。
ツッコミどころ満載の動画がたくさんヒットしますよ♪


