55歳ぐらいの頃だったか、国がNISAやらiDeCoやらを推奨し始めた頃
テレビも見ない、新聞も取っていない私でも
NISAやiDeCoと言う名前は何となく耳に入ってきていた。
何やら預金だか投資だかの種類らしいという事は知っていたが
そもそも非正規雇用、低賃金の私の収入では投資どころか
預金もままならない。
そんな自分の人生には全く関係のないものだと思っていた。
そんなある日の昼休み
休憩時間に数人で談笑している時に
突然同僚の一人が
「私、iDeCoかNISA始めてんけど、みんなは何やってる?」
と、問いかけてきた。
私の頭の中はクエスチョンマークの嵐。
(ニーサ? いで子?いや、ひで子か?誰それ?)
と、割と真剣に悩んだ(笑)
冗談なんかではない。
自分とは全く関係ない物だと思っていたので
NISAもiDeCoのどちらもほんの少しも思いつかなかったのだ。
まさに「何それ?美味しいの?」状態だった。
誰かが「私はNISAかな」と答えたのを聞いて
やっとNISAとiDeCoの事だと気づいたが
その時ですら
「みんな余裕があっていいねぇ。
投資なんて余裕のある人しかしないものでしょ。
全然関係ないわ~」
と、全く興味をひかれる事は無かった。
今思えばこの頃に始めていれば少しは余剰資金ができてたのかなぁと
自分の無知さにあきれるばかりではあるが
過去を悔やんでいても仕方ない。
そんな私がNISAを始めるまでまだ数年後のお話。



